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くの関係者みながら、
地域える大規模再開発一端う。

新人奮闘記

オフィスビル/総合職

Risa Kitamura

ビルディング事業二部/総合職
2023年入社
総合政策学部 総合政策学科卒

PIONEER
INTERVIEW

担当物件

都内ターミナル駅の再開発
※写真はイメージ画像です。

ある1日のスケジュール

9:00
メール、Teamsチェック
9:30
チーム会議にて全体の進捗を確認
10:00
グループ長に全体の進捗を報告
11:00
各所に確認が必要な事項について依頼メール
12:00
日本橋周辺でランチ
13:00
社内の技術専門チームとの会議にて施設設計に関する課題確認
14:00
再開発を共に推進するパートナー企業と直近の課題について確認
16:00
資料作成

志望動機はなんですか?

地域を、日本をよりよく変えていく。
その原動力の「人」が三井不動産の魅力。

大学時代、全国にある地域創生で有名な地域を巡り、その地でまちづくりに取り組む方々に接する機会がありました。それまで東京しか知らなかった私ですが、日本各地の自然や食べ物、文化に触れ開拓していくことがとても面白く感じました。私も愛する地域を自分の手で変え、魅力化していきたいという想いから、就職活動ではデベロッパーを中心に活動しました。三井不動産の魅力はなんといっても「人」です。就職活動を通して出会った三井不動産の社員は、仕事そのものを楽しんでおり、明るく人間らしくて面白い人が同業他社と比較しても群を抜いて多かったと感じます。この環境なら私も素のままで、自分らしく働けるだろうと惹かれました。また新しい取り組みにも積極的な会社であることも、入社を決意した理由のひとつです。私は、地域をよりよく変えていくことがデベロッパーの社会的使命だと考えています。地域を魅力化し価値を創造するには、自由でチャレンジングな発想力と実現する力が必要です。三井不動産は、そんな日本を変えていく影響力を持つ企業だと思えたのです。

仕事内容を教えてください。

景観デザインからエレベーターまで。
ビルに生命を吹き込む施設計画。

ビルディング事業二部は、オフィスビルや大規模再開発などの複合用途の開発を推進しています。私は都内ターミナル駅の再開発案件に携わっており、施設計画がメインの担当です。建物は設計書を元に建設されますが、必ずしも最初の図面通りに建てられるわけではありません。権利者や入居予定者の意向や建築予算の見直しなど、様々な理由によって修正が加えられます。こうした変更の度に、法律や社内基準を満たしているかを検証し、施設の詳細を再考・決定しなくてはいけません。施設計画とは、こうした設計変更も含め、ビルが建物として機能するために必要な施設計画を立案する仕事です。例えば景観の観点も意識しながら外装デザインを決定したり、参考となるビルや導入を検討する先端技術を実際に見たり体験したりする一方で、ビルの収容予定人数からエレベーターの人員輸送計画や空調計画を立案したりと、その内容はビルに関するありとあらゆるものにまで及びます。大規模開発は関係者が多く複雑で、業務内容も多岐にわたりますが、ビルに生命を吹き込む施設計画という仕事に大きなやりがいを感じ、日々周りの方々から学びながら仕事に向き合っています。

入社して驚いたことはありますか?

想像を遥かに超えていた、
大規模開発の関係者の多さ。

入社前に「多くの関係者と調整し、まとめていくのがデベロッパーの役割」と聞いていたので、仕事内容に関してのギャップはありません。ただ「関係者」の数は権利者、行政、隣接地域の事業者、共同事業者、設計者、施工者、社内各部署…と想像を遥かに超えていました。大規模開発ではこれら関係者の意向や状況を把握し、合意を得て進められるよう取りまとめなければなりません。本案件は5名のチームで推進していますが、上長2名は権利者及び行政・隣接地域の事業者対応を主に担当しており、施設計画に関してはブラザー(教育担当)と新人の私がメインとなって推進しています。入社1年目からこれほど大きな仕事を任されるとは思っていませんでした。
多くの人々が関わるだけに入ってくる情報も多く、日々キャッチアップに必死です。また、業務は社内だけで完結することは少なく、他社の方々ともほぼ毎日接して共に動いていく働き方も意外でした。ひとつの街をつくるためには様々な課題があり、それらを解決するには多くの関係者と折衝、協議して進めていく必要があります。その人の輪の大きさこそが大規模開発の特徴かもしれません。

思い出深い仕事を教えてください。

調べて、聞いて、直しての繰り返し。
暗中模索して完成させた要項書。

配属されて間もない6月、担当物件の施工者を選定するための要項書づくりを任されました。ビルの建設時には、複数の施工会社から施工計画・費用を算出してもらい、どの会社に施工をお願いするかを検討します。要項書とは、施工会社がその計画と見積を作成するために必要な建物の要件や仕様、条件などをまとめた重要な書面です。そこには設計書はもちろん、施工に影響する物件周辺のインフラ工事計画など幅広い情報が網羅されます。とはいえ、まだ右も左もわからない新人のため、最初は何から手を付けていいのかさえ分かりません。他物件の事例をもとに自分なりに素案をつくり、社内はもとより、関連会社や設計者、共同事業者の方々にも確認してもらいながら作成していきました。毎日が調べて、聞いて、直しての繰り返し。誰に聞けばいいのか、何を聞けばいいのか、自分が判断していいのかと迷うポイントだらけでしたが、2か月をかけてなんとかまとめ上げることができました。完成時の「やり切った」という達成感は格別でした。壁に直面したときは、自分がその一端を担った計画がやがて大きなターミナル駅となり、日本社会に大きな影響を与える姿を想像すると、モチベーションアップにつながります。

将来、挑戦してみたいことは?

エリアマネジメントで地域の活性化に取り組み、
いずれは海外の開発にも携わりたい。

現在手がけている駅前再開発は、完成までに長い年月を要します。大規模開発はデべロッパーの花形でやりがいも大きいですが、一方で仕事を通して、地域や人々の変化を早く見て感じたいという思いもあります。その意味で、短期で実施できるソフト面に関わる仕事を経験してみたいです。例えば地域活性化や集客のためのイベント実施といったエリアマネジメント。学生時代に廻った地域では、地域創生の試みとしてハード面での開発だけではなくソフト企画で活性化を図っている事例が多くありました。それらの経験も活かしながら、地域の活性化に取り組みたいと思います。
また、海外での開発にも興味を抱いています。働き方も文化も異なる海外では、日本の開発とは異なるやりがいや厳しさがあると思うので、それを現場で体感し、経験を重ねたいです。そして、海外での開発を進めることで、日本企業や日本人の海外進出を後押ししたいと考えています。

私のオン

共に再開発プロジェクトを進めている三井不動産エンジニアリングのプロジェクト推進部の方とは週 に2・3 回、打合せでご一緒します。チームになくてはならない存在のおひとりです。写真は、社内会議の合間の1枚です。

私のオフ

社会人になってから初めて一人暮らしを始めましたが、家族と過ごしたくなるときもあり週末は実家に戻ることが多いです。最近は父が新事業に挑戦中で、家族で事業計画を話し合ったり、お手伝いとしてチラシ配りやホームページを作成したりと賑やかに過ごしています。平日の夜は同期と隅田川ランニングを楽しむことも。最近は空気も冷えてきて、川面を渡る風が汗ばんだ体に気持ちいいです。