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づくりの会社
日本える産業創造。

新人奮闘記

ラボ&オフィス/総合職

Mirai Tsukamoto

イノベーション推進本部 ライフサイエンス・イノベーション推進部
2024年入社
工学系研究科 建築学専攻修了

PIONEER
INTERVIEW

担当物件

三井リンクラボ中之島、ほか

ある1日のスケジュール

9:00
メール、Teamsチェック
10:00
グループ会で各チームの進捗状況共有
11:00
施工会社と設備仕様に関しての打ち合わせ
12:00
先輩と日本橋でランチ
13:00
各取引先へのメール対応や資料作成等
13:30
リンクラボの物件実査
16:00
ワークスタイリング(シェアオフィス)に移動
18:00
帰宅

志望動機はなんですか?

事業と社風。その両方から強く感じた、
イノベーションへの積極性。

「グローバル×新規事業」という軸で就活に臨みました。もともと、海外で働く大人が周囲に多かった私。子供の頃から、現地の話を聞いてはひたすらワクワクしていました。学生時代に1か月で18か国を巡り、56か国の人たちと会話した経験も、私のグローバル志向をさらに強く引き出してくれました。新規事業に関心を持ったきっかけは「イノベーション」という概念に大学で出会ったこと。大きな変化が次々に起きる一方で、新しいものが生まれる余地が少なくなったように思える社会。けれど、既存の何かを組み合わせれば、画期的な新しさを生み出すことができる。そんな「イノベーション」を実践できる会社を目指しました。
三井不動産に惹かれたのは、ベンチャー共創事業を題材としたインターンシップに参加したことが大きなきっかけでした。こういったテーマでインターンシップを開催している企業は当時他に志望していた総合商社にもありませんでしたし、既存のアセットに留まらず、新規事業を一つの柱として捉え、マーケットの固まり切っていない領域に果敢に挑んでいることが伺えました。さらに背中を押してくれたのは、社員の雰囲気です。ざっくばらんで、柔軟。こういった社員が揃っているからこそ、新しい何かが生まれやすいのではないか——事業と社風の両面で、イノベーションへの積極性がどこよりも感じられたことが最終的な決め手でした。

仕事内容を教えてください。

日本の産業創造を支える、
ラボ&オフィスという「第6のアセット」。

「三井のラボ&オフィス」事業は、本格的なウェットラボ(※)とオフィスが一体化した施設の賃貸事業です。ラボ&オフィスは三井不動産の「第6のアセット」と呼ばれており、産業デベロッパーとしての三井不動産を象徴する取り組みともいえます。
その中で、私は大きく2つの事業に関わっています。ひとつは「都心近接型ラボ」。日本には本格的な賃貸ウェットラボはこれまで都心近接地にほとんどなく、郊外に研究拠点を構える企業や研究機関の方々は、人材確保や人材交流に課題を持たれていました。「都心近接型ラボ」では企業や業種の垣根を越えた連携等によるオープンイノベーションが可能です。最近では、大阪に誕生した「三井リンクラボ中之島」がそれにあたります。私は事業推進という立場で、ラボの設計や施工に関する業務を担当し、社内外のさまざまな人と協働しながら、工事の仕様検討や予算調整などを行っています。
もうひとつは、既存のビルを一部リニューアルし、ライフサイエンス系のスタートアップ向けのオフィスを提供する事業です。その舞台は日本橋。三井不動産の源流の地であり、江戸時代から薬種商や薬種問屋が並んでいたライフサイエンスにも縁の深いこの街にさらに関連企業を集積させ、産業創造に貢献します。具体的な仕事内容としては、リニューアル工事の発注や竣工検査、デザイン会社や運営管理会社とのさまざまな協議を行っています。

※ウェットラボ:創薬や再生医療等の研究者が液体や気体等を使って実験を行う施設

入社して驚いたことはありますか?

ここまで任せる。だから成長する。
新人の枠も、業務の垣根も超えて。

配属から半年が経った頃でした。担当物件の投資方針や営業方針を提案することになり、本部長へのプレゼンを私が行うことになりました。「プレゼン役、任せるからよろしく!」と指名された時は驚きましたが、先輩の狙いは私の成長でした。本番に向けて、他部署の先輩に依頼して10年前の資料を取り寄せて事実確認をしたり、投資に対する適切な賃料設定を関係者と協議したりと、念入りに準備を行いました。前線を任されることで業務に向き合う意識が変わり、成長も早まるのです。もちろん、自信と度胸もつきます。議事録を取るだけなら特に緊張感もありませんが、実際に自分が主担当として資料作成からプレゼンまで行うことで、業務に対する理解も深まるとともに、自身が立てた投資方針や営業方針に沿って物件が稼働していく実感とそれまで以上の責任感が湧きました。まだ新人の私を信じて任せることで、成長を促してくれる先輩にはとても感謝しています。
また、業務の幅広さにも驚かされました。三井不動産の仕事は、大きく「用地」「開発」「営業」「運営」と分担されます。ところが私は、その垣根を超えてさまざまな業務に関わっているのです。他にも、兼務している「LINK-J」。リンクラボが産業創造の「場」ならば、LINK-Jは「コミュニティ」。ライフサイエンス領域の企業や大学などの交流を生み出し、産業創造を支援しています。やることが多いのは大変ですが、産業創造を本気で支援する三井不動産らしい事業に多方面から関われていることにやりがいを感じます。

思い出深い仕事を教えてください。

シビアな価格交渉の中で知った、
デベロッパーの存在意義。

「三井リンクラボ中之島」の開業にあたり、行政関係者や大学教授の方々にご視察いただく機会がありました。質問に答えるための社員があちこちに配置されたのですが、当時配属1か月半の私もその一人。私が新人だとは思っていない行政関係者からの質問には冷や汗が出ましたが、どうにかそれに答えつつ、社会から寄せられる期待を感じることのできた貴重な機会でした。
また、デベロッパーとしての役割を強く認識できた、施工者との価格交渉も印象に残っています。予想よりも高額になった見積もりに対し、機能を落とすことなくコストを抑えるアイデアを社内で検討し、過去の事例も参照して妥当性を確かめたうえで、次の交渉に臨みます。私はラボの機能とコストを対照し、何をどう削れば必要な機能を損なわずにコストダウンが図れるかをチェックできるシートの管理を担当しました。非常に細かな検討の積み重ねですが、それがあるからこそ関係各社との合意に至り、案件の成立につながっていく。決して派手ではないこうした取り組みも、多くの関係者をまとめて案件を前進させるデベロッパーの仕事においては、非常に重要なのだと実感しました。

将来、挑戦してみたいことは?

欧米のイノベーションと、日本のテクノロジー。
その掛け合わせで、世界に答えを。

スペイン・バルセロナで毎年開催される「Smart City Expo World Congress(SCEWC)」というイベントがあります。スマートシティをテーマとするイベントとしては世界最大級です。個人的にこのイベントに参加した時、温室効果ガスの排出量を大幅に下げられる家庭ゴミの処理方法など、イノベーティブなアイデアをいくつも目にしました。日本の技術力があれば、そのアイデアを実現できるのではないかという可能性も感じました。いつか欧米のイノベーティブなアイデアと、日本の高度な施工技術を掛け合わせ、海外で暮らしやすく持続可能なまちづくり、スマートシティ開発を推進したい。それが私の描く将来像です。
思えば三井不動産の海外事業も、日本で培ったノウハウをベースに海外展開を行うなど、私がいつかやりたいことに近いビジネスモデルをすでに確立しています。また、先ほど挙げたLINK-Jも、海外との交流や情報交換を積極的に行っています。この環境を最大限に活かすことで、将来の挑戦を引き寄せていきたいと思います。

私のオン

部内のグループ会での1枚です。2週間に一度、同じグループ内の数チーム15人ほどで一堂に会し、各担当プロジェクトの確認を行います。グループ会では進捗状況の確認だけでなく、各メンバーが最近プライベートで起こった出来事を話したりライフサイエンス関連のイベントを告知したりして様々な話題が飛び交います。他チームの先輩ともコミュニケーションがとれる貴重な機会です。

私のオフ

平日仕事が終わったら、友人と食事に行ったりテニスをしたりしています。写真は平日会社の後に庭園に行った時の写真です。また、有給休暇を取得して海外旅行に行くこともあります。会社の研修制度を利用して英会話スクールにも行き始めたので、英語をもっと上達させて旅行だけでなく仕事でも英語を使えるようになりたいです。